Hot Formers

HNP/HBP/HPF Series Hot Formers

HNPシリーズは3段式で主にナット成形用、4段式のHBPシリーズ・HPFシリーズはベアリング成形に適しています。径の大きな薄物圧造には、HFシリーズ（シングルラム式）、HFWシリーズ（ツインラム式）が開発されています。

サカムラでは、熱間フォーマーとしては業界最大の21,000kN超大型4段式を開発しています。

また、SPコンベアーで、製品排出時の打痕傷の発生を未然に防いでいます。

BPF-730SS CNC Former with T-Type Robot Tool Changeover System

サカムラCNCフォーマーは、ロボットによる工具交換終了と同時に、各工程パンチの前死点位置をコンピューターで演算して、全自動で設定します。それに応じて、チャックを開閉させるタイミングカムも、6段フォーマーなら12枚あるカムを同時に回転させて、各工程に適した開閉タイミングに設定します。機械稼働とともに発生する初期寸法バラツキは、フォーマーを運転しながら、通常3～5回の補正で、±0.01mm以内の高精度パーツの量産に入れます。

SP Conveyor and Easy Inspection System

コンベアーは、フレームを貫通したコンベアーに製品をソフトランディングさせることで、成形された圧造製品が、金型またはチャックから落下したときにできる打痕傷の発生を防止します。また、作業台のすぐ下をコンベアーが製品を搬送しているので、作業台に設けたチェック用の窓を開けて、その場ですぐに製品チェックすることができます。

PFAS (Part Forming Assist System)

PFAS とは、Parts Forming Assist Systemの略であり、「短軸ブランクの飛び出し防止のサポート」「ボールジョイント形状でのテーパー軸部のチャッキングサポート」「ショルダー形状の、段付きで短い軸部のチャッキングサポート」といった活用法があります。

Enclosed Die & 2-Stage Kickout

サカムラでは、2段KO機構を装備し、完全メカ機構により、毎分100個以上のスピードで閉塞鍛造を行うことに成功しました。